きれいな海と動物!魅力溢れるオーストラリアに惹かれ、保育士として0からの仕事探し!
第4回目 オーストラリアの保育について🇦🇺
今回は日本にいた時にお会いした、かずよさんのお話をお伺いしました。
かずよさんに最初お会いして話した時は「落ち着いた、優しい雰囲気の方だなぁ〜」という印象でしたが、話していると「オーストラリアに住んでいた、お子さんを連れて保育士としての仕事をコネなし、0から多数の保育園を自分で直接訪問して就職先を見つけた」というなかなかワイルドな内容に驚いたことを覚えています。
ちなみにオーストラリアでは、人からの紹介によって就職する方法がもっとも多い様です。
それを紹介なしで0から探すこと…どれだけ大変か、想像つかないですよね。
また、かずよさんは現在保育士向けのサポートも行っていますが、そんなかずよさんのお話をウェブ上で詳しく伺ったので興味のある方はぜひご一読ください!!
坂田和代
認定子ども園、インターナショナル保育園勤務を経て、オーストラリアのクイーンズランド州にある保育園で約2年勤務。2019年に「オーストラリア保育留学」設立。
ー Blog
https://aus-hoikushi-oyako.com
ー Homepage
- かずよさん紹介
- オーストラリアに住んだきっかけ
- ビザについて
- オーストラリアの移住環境について
- 仕事の探し方
- 保育士のお給料について
- 仕事内容や働き方について
- 保育士の事務書類について
- 保育の様子について
- 習慣ややり方の違い
- 保育園で働いていて大変だったこと
- 現在、こんなサポートをしています!
(かずよさん:か 私:ち)
ち:本日はよろしくお願いします!
早速ですが、まずは簡単な自己紹介をお聞かせください。
かずよさん紹介
か:日本では保育士として、認定こども園とインターナショナル保育園で働いていました。
オーストラリア滞在中はクイーンズランド州のサンシャインコーストという場所にいましたが、2か所のチャイルドケアセンターで約2年働きました。
オーストラリアに住んだきっかけ
か:きっかけは私は子どもが2人いるのですが、離婚してしまい、
でも、
ち:その決断がすごいです!
か:子供達にとって、柔軟性のある時期に、
子供がいると、
20代後半や30歳過ぎて、
ビザについて
か:私は学生ビザで渡航しました。
オーストラリアの場合は1週間20時間まで働けて、通っている学校が長期休みの時は時間制限なく働けます。
ち:なるほど。あくまで学業メインのビザなので制限はありつつ、長期休みである程度貯められる、という感じですね。
か:そうそう、語学学校だと週5が一般的ですが、カレッジなどに通うと大体週2くらいから選べるので空いた時間で色々できますよ〜
ち:それはいいですね!
オーストラリアの移住環境について
ち:オーストラリアに実際住む前は行かれました?
か:カナダかオーストラリアで迷ったんだけど、カナダは留学で行ったことがあったからオーストラリアにまずは旅行しました。それで、着いた時に「あ、ここだな」って(笑)
ち:直感ですね〜!(笑)
か:具体的に言うと…まず私の住んでいたクイーンズランド州は、気候は1年を通して温暖なので、とても過ごしやすかったです。オーストラリアは広いので、地域によって、季節や寒暖の差に違いはありますが、基本的には過ごしやすいと思います。
オーストラリアは自然が豊かで、ビーチがとってもきれいです!砂浜は白いパウダーサンドです。自然との距離が近く、少し内陸に行くと野生のカンガルーをみかけることもありました。(森の近くに住んでいた時は、朝、庭にカンガルーがいたことも!)
ち:綺麗なビーチと動物が近くにあるって想像するだけでも癒されますね!!
か:はい。それから人はとてもフレンドリーです!知らない人でも気軽に話したりしますし、みんな親切です。ただ、現地の英語は速いです(笑)
オーストラリア滞在当初は、話すスピードやスラング、話題がローカルな内容になると、正直あまりよく分からないこともありました…
夜に1人で出歩いたりするのは避けた方がいいと思いますが、治安はいいと思います。
そして、物価は日本より高いです。一部の食品は安いですが、外食や嗜好品、娯楽、外食などは、基本2倍~2.5倍くらいだと思います! でも、給料も高いので、安定して仕事をしていれば、貯金ができます!
ち:旅行した際の平均的な宿泊費も結構高かった気がします。でもそれに給料が反映して平均が高ければ安心できそうですね。
仕事の探し方
か:私は直接園に行って、「募集していますか?」と聞きました。
ち:ダイレクトですね!予約などは不要でした?何ヶ所くらい行かれましたか?
か:予約はなく、あまり邪魔にならないように昼寝中くらいの時間で訪問しました。オーストラリアでは直接聞きに行く手段も一般的なんです。それで私が住んでいたところは田舎の方で、渡航時に保育関係の情報も少なく、コネクションもなかったので遠回りしてしまいました。約20ヶ所くらい訪問したと思います。
ち:20ヶ所?!大変でしたね!
か:そう、オーストラリアでは紹介や実習などで就職に繋がることが多いので、なかなか難しかったです。私の場合は自分で資格を書き換えて(2012年より前は英語力関係なくできた)それだけを頼りに行ったので全く現地のコネがなかったんです。学校行っていたり、ボランティアなど経験をしたら全然違うと思います。私は運よく見つけられたのでよかったです!
保育士のお給料について
ち:ちなみにそのお給料は実際のところ…どうでした?
か:保育士の給料は日本より時給が高いです。
その人の持っている資格や経験年数によって、時給が異なるので一概には言えないのですが、フルタイムであれば、$20~25くらい、カジュアルであれば$25~30ちょっとはもらえます。私は、カジュアルのアルバイトで$32ほど(日本円換算だと、レートによりますが、2300円~2800円くらい)頂いていました。
(*カジュアルについては、仕事内容や働き方の項目で説明してあります!)
仕事内容や働き方について
か:職員のポジションごとにまとめてみると…
クラス担任、常勤の先生
クラス運営(保育)のほか、週案、子供達の観察記録をしたりもします。
書類仕事は日本のように残業もなく、仕事時間内にクラスから離れてオフィスでできる時間が設けられています。仕事の持ち帰りもないです。
仕事は、勤務時間ちょうどに仕事を始め、退勤時間にきっちり帰っていきます!退勤時間に交代の先生が来るのが5分でも遅れると、ちょっとまだ!?といった感じです(笑)
お給料の発生する時間だけ働いて、サービス残業の考えはないですし、休憩時間も別室でしっかりとることができます。
それから、有給と病気休暇がそれぞれあります。
用事や体調不良のほか、ちょっと急に休みがほしい時など、遠慮せずにきちんと消化できます。有休が消化できない場合は、未使用分の給料を会社が上乗せして支払わないといけない仕組みなので、きちんと消化してもらっています。全般的に先生の労働の権利が守られています。
カジュアルの先生
日本にはないポジションですが、オーストラリアはカジュアルという働き方をしている先生がいます。休みの先生がでた日に、代わりに出勤をして、その先生のクラスに入って働きます。
お休みの先生がいない時でも、各担任の先生がクラスを抜けて、書類仕事をする時間や休憩時間に、代わりにそのクラスに入って保育をすることもあります。
この非常勤のカジュアルの保育士という働き方があることで、先生達も気兼ねなく休めますし、「先生:子供」の比率がくずれずに運営をすることができています。
*カジュアルの先生は、常勤の先生の休みなどの状況によって、出勤の依頼がくるので、勤務日数は不安定です。突然、その日の朝、出勤依頼の電話がくることもあります!決まったシフトがなく、非常勤のため、その分、時給がフルタイムよりも高く設定されています。
ち:なるほど〜!カジュアルの保育士のシステムはとてもいいですね。担任持っているとどうしても休みにくいですし。
保育士の事務書類について
か:記録書類についてですが大きく2つに絞ってまとめると、
連絡帳について
日本では、保育のほかに、日々の記入するものも多くありますが、オーストラリアの保育園では、効率重視のところもあって、子供達1人1人の連絡帳がなかったです。
食事の内容や量、お昼寝の時間などは、クラスにある専用のシートに記入して、保護者がお迎えの時に見れるような形でした。おむつ替えやトレーニングも同様にトイレのところにシートがあって、記入していました。
毎日の活動内容は、各クラスの保育の様子の写真をI padで撮って、コメントと一緒に教室内や廊下に貼りだして、保護者がお迎えの時に、今日クラスで何をしたのかを見られるような形でした。コメントには、子供同士のやり取りだったり、どういう体験や成長を経験したのかや、EYLFというオーストラリアの保育の指針のどの分野にあたることを、遊びを通して学んでいたのかなど記入したりしています。
最近はアプリで子供の保育園での様子の写真を保護者にシェアでき
ち: 無駄がないですね。個々の連絡を書く手間を省くと、重要な保育の部分をきちんとフォーカスして伝えられそうです。
ラーニングストーリー
日本にないものでは、Learning Storyという子供達1人1人の遊びの様子や成長の様子を写真と一緒に記録したものがあります。個々のファイルにしてあり、保護者も自由に見れるので、自分の子供の保育園での様子を知ったり、成長を感じることができるようになっていました。
ファイルにまとめたものは、成長の記録や保育の記念としてももらえるので、自分が保護者の立場だったら、もらえると嬉しいものだと思いました。
ち:わぁ、これは素敵ですね!やってみたい!
保育の様子について
ち:保育室の環境や保育内容についてはどうでしたか?
か:まず室内遊びは、
キッチンエリア、ブロックコーナー、パズルコーナー、絵本コーナーなどがあり、いくつかのコーナー遊びの中から、子供達が自分で遊びたいもの、興味のあるものを選んで遊んでいます。
日本にあまりないコーナーは、自然コーナーであったり、ごっこ遊びなどの時にドレスコーナーがありました。
またメイン活動についてですが、
例えば、制作をする時などでは、制作用のテーブルがコーナーの一角にあり、室内遊びの時間に3~4人ずつ子供を呼んで順番に制作をしていきました。他の子達は待っている間は、自由遊びです。
一斉活動ではないので、子供達1人1人のことをよく見てあげることができました。
また、制作をしたくない子がいた場合は、声はかけて興味を持てるように誘いはしますが、「全員がしないといけない」というように無理に行なうことはなかったです。
外での遊びについては、
年齢ごとに柵で園庭が区切られていて、発達段階にあった遊具や遊びができるような環境でした。靴を履いても裸足で遊んでも自由です。種を植えてお花を育てたりといった栽培もしていました。
課外活動で、オプションで外部からサッカー講師がきたりしていました。ダンスクラスもありました。
ベビークラスでは、2か所働いた保育園とも、部屋の外なのですが、部屋から続いている屋根付きの半屋外のようなスペースがあり、ハイハイでも屋外気分を味わいつつ遊べるような作りになっていました。
音楽
音楽は、ピアノがなく、ipadでした。また、園によっては、パソコンやスクリーンがあって、映像をみながらダンスをしたり、キッズヨガをしたこともありました。
給食
働いた1か所の保育園はお弁当とおやつ持参、もう1か所の保育園はランチもおやつも提供でした。食事は日本のようにバランスの考えられた、手の込んだものではなく、サンドイッチ、フルーツ、ヨーグルトのようにシンプルでした。(一応、バランスは考えられている)
サンドイッチの具やフルーツは何種類か用意されていて、子供にどの具がいいのか聞いて、子供達が「自分で選ぶ」ということを行なっていました。海外ならではかもしれませんが、グルテンフリーやNo meatの子もいました。
登園する頻度や時間帯
オーストラリアの保育園では登園が日本のように週5日ではなく、親の都合に合わせて、週1日~選べるようになっています。そのため、毎日、登園児の顔触れや人数に違いがあったりします。
子どもの様子
子供達のバックグランドは様々で、移民のほかにも、パパとママの国籍が違うこともめずらしくなく、家庭での言語が英語でない子もけっこういました。でも、子供は言葉の習得がとても速く、数か月すると英語が理解できるようになって、いつの間にか、すらすらと話せるようになっています。
文化的な背景が違うこともあり、保育園の方針に従うのではなく、各家庭の方針に合わせる部分もありました。集団に合わせるというよりは、個々を認めて、家庭に合わせる感じです。
習慣ややり方の違い
ち:文化や習慣の違いに戸惑うことはありましたか?
か:保育園が各家庭に合わせる部分もあるので、
子供だけど、ピアスもあけている子もいるし、生活習慣では、3~4歳でお昼寝前にミルクを飲んだり、おしゃぶりをする子がいたり、オムツを履いている子もいて、様々でした。
(日本は、家庭との連携ですが、保育園が主導になっている場面もあったりして、子供達の生活面での自立が早いように感じました。)
食べ物もオーストラリアは、捨ててしまう場面もけっこうあったので、もったいないなと感じる場面もありました。
また、先生と子供の比率について違いを感じた部分ですが、
日本の保育園では3歳児20人、4、5歳児30人の規定と違って、オーストラリアは、3、4、5歳児が先生1人が10人(州によって11人)なので、それほどバタバタせず、子供達ともじっくりと関われたので、個人的には働きやすかったです。
日本の保育園のように、大きな行事ほぼもなく、メイン活動の準備やかたずけなども、時間のかかるものがなかったので、日々の保育がゆったりとしていました。
オーストラリアは子供のうちから自分の意見を伝えたりすること、お互いの違いを認めることを尊重していて、日本は相手の気持ちを考えること、協調性などを重要視している感じがしました。
ち:どちらも良さがありますが、「自分の意見を伝える」ことって子どもの人数が多いと1人1人への対応に限界を感じる部分があったので、人数が日本の基準の半分以下というのはそれだけでも保育の内容がガラッと変わりそうです。
か:保育の様子はこの辺りも参考になるかもです。
https://hoikuryugaku.com/childcare/
1日のスケジュールなどは
https://hoikuryugaku.com/childcare-routine/
保育園で働いていて大変だったこと
か:大変だった点は、「英語」です!日本でも一応、インターナショナル保育園で英語を使って働いてはいたのですが、ローカルの英語は速いですよね!スラングなどもあり、慣れるまで数か月がかかりました。日本で働いていて触れる英語と現地の英語が違ったので、何とか仕事についていけるレベルでした。。
保育の場では、毎回、聞き直したりできない場面もあるので、そういう時は、今はこうだからきっとこうして欲しいんだなと、想像力をフルに使っていました(笑)
仕事上のコミュニケーションのほかに、オーストラリアは基本的に話好きなこともあり、働くうえでは、コミュニケーション力が大事だと思います。
なので、最初の頃は、英語が完全に聞き取れなかったり、現地のスタッフのように、ローカルな話題なども含めて、話したいことがすらすらと話せるわけでもなかったので、言葉の壁がけっこうコンプレックスでした。ネイティブと同じようなレベルでコミュニケーションを取りたい、書類などもスムーズに書けるようになりたいなと感じて、劣等感がありました。
外国人なので、同じようにはできなくて当たり前なのですが、言葉の壁はマイナスに捉えていたのですが、途中からは、逆に自分しかできないこともあるはずと、日本のイベントごとや遊びなどを子供達とシェアさせてもらったりするようになりました。
何か月かたつと、仕事が慣れてくるのと、英語ももまれてかなり伸びてくるのでだんだん楽になってきます。途中からは、メイン活動をしたり、1人で子供を保育したりする時間ももらうようになりました。
現在、こんなサポートをしています!
か:オーストラリアに渡航した時に、オーストラリアの保育についての情報がほとんどなく、分からないことが多く、実際に働くまで遠回りをしました。保育士視点での情報がきちんとあったり、必要な橋渡しの部分があればもっとスムーズなのに、と思うことがたくさんありました。
そんな経緯があり、
日本に帰国後はオーストラリアの保育について体験したことについてのブログを始め、保育専門のエージェントもスタートしました。
・短期の保育園ボランティア
・英語の長期留学+デミペアや保育園のボランティア
・ワーホリでデミペア、オーペア+保育園でのボランティア
・子供に英語を教える資格を取得+保育園ボランティア
・チャイルドケアの学校に通って資格を取得+現地保育園で実際に働く
・子供向けの小学校短期留学
などのサポートをしています。
海外の保育に興味があると言っても、どういった感じで経験したいのかはそれぞれだと思うので、いろいろな選択肢があるといいなと思っていました。
ち:確かに留学サポートはたくさんありましたが、保育士への特別なサポートってなかなかなかったですよね。オーストラリアは日本の保育士の書き換えもできるようですが、高い英語力(IELTS7.0) が必要とされていてこれはただ会話のレベルでの到達ではなく、専門的な会話ができる超上級レベルなのでかなりハードルは高いかと思います。
オーストラリアでの保育に興味がある人は、実際に現地で経験のあるかずよさんにご相談できると安心ですね!
か:今後もこういったものがないから、あったらいいのにと思うことがまだあるので、作っていきたいと思っています。
ち:ホームページも綺麗でとてもわかりやすいですね!
今はコロナウィルスの影響でなかなか海外に出ることは難しいですが、オーストラリアの保育に興味ある人にとってはとてもいいサポートですね!興味のある方はぜひかずよさんのサポートをご利用ください!
本日は、本当にありがとうございました。
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いかがでしたか?
私は結婚する前、オーストラリアでの保育も考えましたが、5年くらい前は保育関係のサポートや情報がなく不安だったので諦めてしまいました。
3年前くらいにシドニーにひとりで行った時、保育園をいくつか覗きましたが、まぁー素敵な環境でして。ほんの少し後悔しました。
オーストラリアは気候よし、環境よしで、アジア人も多く住みやすいと思います。
また悩みの一つであるビザについても学生ビザまたはワーホリで(コロナの影響ない時は)取りやすく、アルバイトも可能、そして物価に見合った時給が貰えます!
日本人ファミリーも多いので英語勉強しながら保育士として準備して、ベビーシッターしながら生計を立てる。独身だったら全然食べていけるでしょう。
はっきり言って、最高だと思います。
最初のうちはお金がかかるので、もちろんある程度の貯金は必要ですが。
もっと早くかずよさんに出会っていたら私は学生ビザやワーホリを使ってオーストラリアにいたと思います。(笑)
人生一度きりなので、もし考えている人がいたら絶対チャレンジした方がいいです!
では!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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遊牧民と草原!モンゴルのローカル幼稚園で日本文化を伝える:インタビュー
第3回目 🇲🇳モンゴルの保育について🐑
コロナウィルスによる影響が世界規模で広がり続けていますが、みなさん大丈夫でしょうか。
どうか健康で無事で過ごせていますように。
現在は海外にいくこと自体が難しい現状です。
このタイミングでなかなか海外の幼稚園などでの転職や就職は考えにくいのではないか、と思い、勝手ながら1ヶ月ほどお休みしておりました。
ただ、時々見てくださる方もいらっしゃるので、こんな時こそ、海外での保育の情報を知るのも面白いのではないかと思い再開します。
私はこの1ヶ月、色々考えました。
アメリカでの大学編入と自宅保育園開業、自分の子どもについて…
やりたいことがたくさんある!!
でも女性って色々なライフステージがあって大変だけど、こんな悩みも幸せなことかなと思います。
「やりたいことをどのタイミングでするのがベストなのか」夫婦で話し合い、まずは自宅保育園の開業を優先することにしました。
アメリカは州ごとに色々とルールが異なるのですが、保育園の開業はそんなにハードルが高いものではありません。始めた後の方が大変かもしれません。笑
自宅保育園は今準備段階ですが、オープンする際に「なぜ保育園開業に至ったのか」「アメリカで保育園の就労について」「保育園開業までの道のり」などまた記事にしたいと思います!
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では!今回も前回に続いてインタビュー記事です。
はじめに
今回は短大時代の同級生しおりさんにインタビューしました!
短大時代ではクラスは違ったものの、同じダンスサークルで楽しんでいた私たち。ただ、それ以外にお互い何をしていたかはっきり知らず、社会に出て「そういえばしおりちゃんはモンゴルに行ったんだよ」と共通の友達を通して近況を知りました...(笑)
正直、しおりちゃんは砂漠の中にあるテントで幼稚園の先生をしていたのかと思っていたよ。こんな感じの。
現地の幼稚園へ1人で飛び込み、慣れない言語の中で2年間生活していたしおりちゃん。
今回はそんなモンゴルでの様子をインタビューしてまとめたので、どうぞ最後までご覧ください。
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ち:今日はインタビューを引き受けてくれてありがとう!
「モンゴルでの就職経験」というなかなかない、レアな情報なので早速色々聞いていきたい!
学生時代について
し: 学生時代はダンスサークルの他に海外協力に関するサークルに入ってたよ。そのサークルではイベントを開催して、そういった売上のお金をバングラディッシュに支援金として送ったりしてた。1年生の時にスタディツアーでカンボジアとバングラディッシュに行って孤児院を訪問したり、地雷の撤去を手伝ったりして。バングラディッシュは2回行ったかなぁ。
それがきっかけでもっと色々なところに行きたいと思ったよ。
ち:そうだったんだ…ダンスと両立しながらそんなことしていたなんて知らなかった…
短大卒業後の進路
ち:卒業後は確か日本で働いていたような。
し:そうそう。卒業してからは日本の幼稚園で働いてたよ。就職する前から青年海外協力隊に興味があったんだけど、最低3年以上の現場経験を積まないと行けなかったからね。協力隊は色々な枠組みがあるんだけど「幼児教育」の分野で参加するには経験が必須だったんだ。
ち:そういう決まりがあったんだね。
し:うん。それで3年後に応募して受かったって感じかな。
青年海外協力隊に受かった後
ち:いつの段階でモンゴルって決まったの?
し:いくつか面接があって、採用が決まったあとに派遣先が決まるんだよね。私はアフリカ、ベトナムとかよくイメージの浮かぶ東南アジアに行きたかったんだけど、まさかのモンゴルで最初全然やる気出なかった。
ち:ショックだったのか!でも確かに、よく聞く国ではないかもね。旅行でも行ったっていう人聞いたことないかも。
し:うん。一応国の希望を3つまで出せるんだけど、どれにも入らなくて…モンゴル語を勉強して合格ラインを越えないと派遣されなかったんだけど全然やる気起きなかった。(笑)
実際派遣される前に協力隊での研修があって、そこで励まし合いながら頑張った。
ち:実際行く前に現地の様子を知れるのはいいね!
し:うん!現地でも年に1回報告会があってその時に会えて安心したし、今でも同期の友達と繋がっているよ。
実際にモンゴルに行った後の印象
し:街の人の印象はとても人懐こくて温かい。日本ではあまり知られてないかもしれないけどモンゴルってすごく親日なんだよ。
ち:へぇそうなんだー!知らなかった。
し:うん!ローカルのお店で買い物していたりすると「あなた何人?」って聞かれて「日本人だよ」って言うとおまけしてくれることがあったり、何かと優しくしてくれたんだよね。
ち:そういう時「日本人でよかった〜!」って思うよね。私もベトナムいた時、地元の人たちがとても温かくて、近所で毎日通る道に住んでる人はよく顔を覚えて声かけてくれたり、バイクのガソリンなくなってバイクを押して歩いていたらガソリン持ってきてくれたり、すごく優遇してもらった。
アメリカでは時々スーパーやバス停とかで気軽に話しかけられることはあるけど、「何人だから」とかそういう感覚は全くなくて少しさみしい。(笑)むしろここに住んでいるアジア人は英語流暢な人が多すぎて、私が流暢に話せないとイライラされることが多くてその度に凹む。
親日っていいよね…
モンゴルでの生活環境
ち:モンゴルっていうと砂漠のイメージだけど、どんな感じだったの?
し:そうだよね。(笑)季節からいうと夏はすごく乾燥してるけどカラッとしていて過ごしやすい。でも冬はロシアの下だけあって、ー35℃前後くらいの寒さになる。冬は完全防備だった。
ち:え!そんなに下がるの!!寒い!
し:そうそう。でも湖とかが凍って、氷祭りに参加したり結構面白かったよ。
ち:いいね〜!住んでいた場所はどうだった?
し:エルデネトっていう場所に住んでたんだけど… こんな感じ。
ち:え!普通に都会だね!テント、ない!!
し:そうそう、思ってるより、あれでしょ。幼稚園に来ていた人でテントに住んでる子もいたんだけど団地のような場所で暮らしてる人が多かったかなぁ。でも車で1時間くらい走ると田舎の方にいけるんだけど、また景色はガラッと変わる。
し:草原の中に牛とか馬がいる感じ。
ち:へぇー!田舎と都会の融合なんて最高だねぇ。
生活費や物価について
ち:生活費って協力隊から送られるの?
し:そうそう、国や場所によって若干違うんだけど私の場合は家賃は別で、毎月400ドル(約4万円)くらい支給されてた。外食が多い人だときついかもしれないけど、物価が低いので私は普通に生活できていたよ。
モンゴルの幼稚園について
ち:幼稚園の環境や雰囲気はどうだった?
し:現地の公立幼稚園で働いていたんだけど 、子どもの人数は結構大きかったかなぁ。1クラス30〜35人くらい。日本人で派遣されたのは私だけで、担任ではなくて「日本の文化を伝える」というミッションがあったよ。
ち:日本人1人!言葉もモンゴル語で話しにくいだろうしそれは大変だったね。
し:うん、でも先生たちはすごく優しかったよ。私があまり話せないから簡単な単語で教えてくれたり、日本への興味もあるから日本の様子も話したりと結構助け合っていたかなぁ。日本の簡単な歌を一緒に歌ったり折り紙をしたりと充実してた。
ち:それは嬉しいね。やりがいもあるね。働く上で悩むこととかはあった?
し:うん。一般的な教育方針が日本と全く違って。子どもが間違っていることをしていたら手をあげることも少なくなくて。あとはモンゴルは子どもが出演するイベントで賞金を出すことが多くて、何かに出る時先生たちの指導が度を超えていて。そういう部分で悩んでもどかしかったなぁ。
ち:教育的な文化も全然違うね。それは悩むね。
し:そう悩んだ。でも、子どもたちは本当に純粋で。そんな環境でも慣れてくると段々人と人同士の繋がりが強くて、 良いなと思う部分もたくさんあった。昔の日本もこんな感じだったのかなぁと思ったり。
ち:なるほど。でも日本にいると考えないような視点で教育を考えられるっていい経験だね。
し:うん、色々柔軟に考えるようになったかも。
協力隊での活動を経て
ち:今は日本でどんなことしてるの?
し:協力隊終えて、その後英語を使って生活したかったのでオーストラリアへワーホリして。その後、フィリピンのセブ島、ペルー、ドイツ、フランス、インドネシア、ボリビアあたりへ行きたいところに行ってのんびりしてたよ。今はモンゴルで出会った日本人と結婚して、日本にあるインターナショナルスクールで働いているよ。
ち:結構色々なところに行ったんだねー!しかも旦那様とモンゴルで出会ったの!素敵!
し:そうそう(笑)人生の夏休みと思って行けるうちに行きたいところに行こうと思って。
今の職場はインターだと色々な国の先生がいて、色んなやり方や考えがあるから面白いなぁって。
ち:モンゴルでの経験がまた次々繋がって行ったんだね。今はとても海外に出られる状況ではないし、本当に「行ける時に」っていう直感とかその時感じた自分のやりたいことってすぐにやって損なことってないね!
今回はインタビュー受けてくれてありがとう!
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いかがでしたか?
私のイメージしていたモンゴルとは良い意味でのギャップがたくさんあって、驚きました。
いつか行ってみたいなぁ。モンゴル。
次回はオーストラリアの保育園での就労体験された方の記事をアップする予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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自力で保育士免許を書き換え!様々な国籍の先生たちが集まるカナダでの保育の魅力とは?:インタビュー
第2回目「カナダの保育について」
かえでさん(@nisshi_canada)にインタビューしました。
はじめに
前回に続き「海外で活躍されている(いた)
初対面でしたが、かえでさんの温かい雰囲気の中にある、
(ちーは ち: かえでさんは か:で表示します。)
コロナウィルスの影響について
か:ブリテッシュコロンビア州(以下、BC州)は少しずつ良くなっ
5月中旬から州内の規制が緩和され始めたので、
ち:そうなんですね。カリフォルニア州はまだまだ感染者のアップダ
かえでさん紹介
か:私は愛知県出身で現在はカナダのBC(ブリテッシュ・
ち:現在は永住権を使って滞在されているんですね。
か:最初はオンタリオ州に観光ビザで入って、永住権が取れてから
ビクトリア州の移住環境について
ち:ビクトリア州の環境はどうですか?
か:個人的には…留学生にはおすすめできないです。
ち:え!きれいで自然豊かなイメージですが…
か:結構多いんですよ、ホームレスが。ノバスコシア州のハリファ
ビクトリアは過
留学生の場合、一人でダウンタウンに行ったり友達と夜レストランに行ったりする機会も多いだろうし、もし何かあったときに慣れない土地で家族など頼れる人も少ない中英語で対応しないといけないので、そういった事を考えると、初めてカナダに来る留学生の場合、ビクトリアは微妙かなと思います。
ただ、気候はとてもいいし、住んでる人たちも優しいです。レストランなども種類が豊富にあるので、こういうところがビクトリアの魅力だと思います。
寒いと言われているカナダですが、ビクトリアは冬でもマイナスになることはほぼないです。
金銭面で言えば、
ち:うーん、確かに。家賃は年々上がっているようですね。
参考までに…
BC州の平均家賃は2ベットルームの場合約1500ドル(約15万)とあります。
http://www.v-shinpo.com/canadanews/4468-canadanews171207-1
※このインタビューは差別問題のデモや暴徒が起きる前に行いました。移住環境については現在と異なる様子もあります。
保育士不足に伴った政府からの補助金について
ち:カナダの情報を見ていた時に「カナダでは保育士が不足しているのでそれに対して政府が補助を出している」といった情報を見かけました。実際にはどうですか?
か:現在BC州では、
今後、この補助がいつまで続
ち:結構大きいですね!!いいなぁ〜!
ワーキングホリデーでの経験
ち:
か:はい。大学3年生の時にワーキングホリデーで1年間カナダに
ち:その間は子どもと関わる仕事をされていましたか?
か:いえいえ、全くです。初めは語学学校に通っていて、その後に
ち:保育の大学だと休学する人ってあまりいないので、
でも、
か:はい、今思えばそうですね!ただ、当時は英語を使うことが怖
移住後の就職・資格の書き換えについて
ち:移住後の就職先や仕事内容について教えてください。
か:最初はオンタリオ州にあったファミリーサポートセンター(
ち:へ〜そんなところがあるんですね、おもしろそう〜!
か:その後、旦那さんの転職でノバスコシア州に引っ越しました。
その補助として働く間、ノバスコシア州で日本の保育士免許の書き
保育補助として働き始めて約10か月後、保育士免許書き
ち:わ!仲介会社などにお願いせず、自分で書き換えをしたんで
か:はい。カナダ現地の保育園で働くこと自体が初めてだったので
数か月経って仕事にちょっとずつ慣れてくると、今度は「
でも、働いたからこそ、読む、話す力が結構伸びたので、わからな
ち:なるほど、素晴らしいです。
私はアメリカに来る前、カナダに
結構インターネットの情報は曖昧だったり、
私は仲介会社に相談した時、「BC州は結構審査が厳しい。
か:まさにそれですね!
でも、BC州がそんなに厳しいとは、
ち:ほー!!そんな判断基準ですか!(笑)
か:そうなんですよ。私の説明だけで最終決定されたという。(
ただ今思えば、勝手に判断せず、私に聞いてもらえてよかったで
ち:州によって書き換えの基準も全然違うので、
か:はい、ひとつの手段だと思います。ただ、書き換えのルールも
語学力について
ち:私は海外での転職先を考えた時、「英語圏でチャレンジしたい
か:すごくありました。
ち:え、意外。
か:いやいや、英語面は本当に悩みました。
ち:それをどうやって克服していったんですか?
か:もうとにかくやるしかなかったんです。
ノバスコシア州の保育園に保育補助として就職したとき、
でも、最初の頃は保護者も「
ち:それはショックですね〜。
か:あぁもう、すごいショックでした。ただ、
ち:なるほど〜。毎日の積み重ねですね。
か:そうですね、続けていくうちに3ヶ月くらいで慣れましたよ。
ち:結構早い(笑)
職場環境について
ち:働いている(いた)先生たちの雰囲気はどうですか?
か:全体的にフレンドリーな方が多いですよ。
ち:あんまり想像がつかないのですが、
か:えーと、ノバスコシア州の園ではカナダ人、エジプト人、韓国
ち:多国籍〜!!
か:そうそう、なので移民に対しての理解が深いと思います。今の
ち:ほ〜。子どもたちも色々な先生が近くにいると多文化や言語に対して興味
か:そうですね。だから、カナダ人になろうしなくてよくて、自分
移住して5年が経ち
ち:いいなぁ。いいなぁ。自分自身でいられること。それってすごく大切ですよね。
ち:ちなみに前回、アメリカの保育についてインタビューをした時、カリキュラムの組み方ですごく違いを感じたのですが、
か:カリキュラム…州やそれぞれの保育園によって違うと思うんで
ち:な、ない?
か:今働いている保育園では、各クラスで月の最初に「
日によって来る子もちがうので(単発、週2、週5など)、クラス
ち:え!!ないんだ。
働き方について
か:あっても父の日、母の日に保護者に来て貰って一緒に遊ぶ日が
ち:
か:もちろんBC州でも保育内容や保育園の設備に関するルールや
BC州にそういった書類を作成しているという保育園がところがあ
ち:は〜〜。ほんとに。国によって全然違うんですね。
か:働き方も変わりますね。お昼休憩をとるのは絶対だし、
も
ち:あ〜素敵。最高。
カナダの保育園で働く魅力
ち:かえでさんは日本とカナダの保育園で働かれて、
か:子どもの成長していく姿をみることができるのは純粋に嬉しい
私はこれまで3歳未満のお子さんをみる機会が多かったのですが、
「私の子どもにとって初
ち:え〜〜〜泣ける〜〜。素敵。
か:そう。そう考えたことがなかったので気付かされて。
今後やりたいこと
ち:最後に質問です。今後、
か:私はまだまだカナダで保育士を続けたいですね。
カナダで保育
ひとりの保育士として成長していきたいです。
あと、
これからはブログなどを通して私が経験をしたこと・
かえでさんのブログ
カナダの保育士情報をシェアしています。
hoikunisshiincanada.com
(私もいつも拝見させていただいております!とても素敵なブログですのでぜひフォローを!)
ち:本日は本当にありがとうございました!
海外で保育士やりたい人のための有益な情報になると思います!
またお話聞かせてください〜!
インタビュー後の感想
カナダでの先生たちの多様な国籍にとても驚きましたが、
「
将来またインタビューする頃には園長先生になっていたりし
保育士の転職なら、保育士特化型転職支援【イクシィ】 自分で考え、英語を発するスマホ自主トレーニングアプリ【トーキングマラソン】まずは2週間無料でお試し! ドリンクを片手に外国人スタッフとコミュニケーションを楽しむ 新しいスタイルの英会話がなんと月額税込み3278円から通える! 日常会話からスラングや恋バナまで生きた英語が学べる 英会話カフェLanCulが無料体験実施中! https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BKA8R+EL4CC2+4FL0+5YZ77
3分英語チャレンジ!《ファーストフード店のドライブスルー編》
海外海外…と言っていますが、今回はちょっと視点を変えて3分英語チャレンジです!
題して「あなたはファーストフード店の実際の英語を聞き取れるか?」です。(笑)
私はアメリカに来てまだ数ヶ月で、恥ずかしながら英語もまだまだで語学学校に通っています。
学校で習うステレオタイプの英会話も練習としては大切ですが、実際の英語はマジで速い。
言葉の語尾と語尾がくっつくと、わかる言葉もわからない。(在住ながらひどい…笑)
私はいつもレストランやカフェなどの注文する場合でわからない時は
「Sorry?」と簡単に聞き返すか、それでもわからない時は「Could you speak more slowly?」と聞きます。
今回はファーストフード店でドライブスルーした時の英語を録音したので、なんと言っているのかぜひトライしてみてください!ちなみに今回の注文者は私ではなく、旦那さんです。
何も翻訳載せてないのでまずはそのままどうぞ!
どうでしたか?
わからなくても全然大丈夫です!
以下、旦那さんと一緒に文字起こしした翻訳文です。
How are you?
- Hi, Good! how are you?
Doing good! Can I get you started?
- Can I get a cheeseburger meal and just one cheeseburger?
(meal は〜セットと同じ意味でフライドポテトとドリンクが一緒のものだそう)
Alright! Would you like onions on these burgers?
- Yes, please.
Perfect! For your drink?
- I'll just get a coke.
Alright! Will you be eating in your car?
- Yes.
I'll box it up for you.
would you like any ketchup?
- Yes, please.
You can have some.
Two cheeseburgers with onion, fries and a coke?
- Yeah.
Perfect! The total is $10.39 at the first window Thank you!
私は最初、窓で支払ってねって聞こえて「?」でしたが、よく聞いたらat the first windowで、あぁなるほどね〜となりました。
今回は少し話がそれましたが、海外での就職を考えている方の参考になれば幸いです!
もう一度伝えますが、わからなかったら聞き返せばいいだけです。
英語はコミュニケーションのツールです。わからないフレーズがあってもあまり気負いせず一緒に英語を楽しみましょー!
次回はカナダで働く日本人保育士さんインタビューの記事をアップします!
お楽しみに〜!!
さいごにおすすめ
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年間指導計画がない?アメリカの多様性を尊重した保育:インタビュー
今回は海外の園での勤務経験者へインタビューした内容をお届けします!
第1回目 「アメリカの保育について」
こにぃさん(@coniconi521)にインタビューしました。
はじめに
「海外で活躍されている(いた)保育士さんにインタビューしたい!」また、「それを興味ある方にブログでシェアしたい!」という私の思いからこにぃさんにTwitterでお声かけさせていただいたところ、快くお引き受けくださいました。
私は今アメリカに滞在していて、プリスクールのボランティアも2ヶ所経験しましたが、それでも知らなかった現地の園での様子や内容をたっくさん、お伺いしました。アメリカの幼児教育情報にご興味のある方はぜひ、最後までご覧ください。
(以下、ちー:ち こにぃさん:こ で表示します)
ち:
(ドキドキ…)こ、こんにちは〜 はじめまして!
本日は、まだ知名度の低いわたしのブログへのインタビューを快くお引き受けくださりありがとうございますー!
こ:こんにちは!いえいえ(笑)お会いできて嬉しいです!
(やりとり省略…)
ち:では早速インタビューさせていただきますが、自己紹介をお願いします。
こ:はい!私は兵庫県出身です。アメリカでは2007年〜2018年の間住んでいました。日本の大学を卒業後すぐに渡米したので日本での保育資格は持っていません。
日本の大学では英語文化学科を専攻していたので、当時は「英語の先生になろうかどうしようか、保育も興味あるな〜」とぼんやり考えていました。海外で英語を勉強しながら何か新しいことを見つけたかったので渡米することにしました。
カリフォルニア州のオレンジカウンティに住んでいましたが、現在は日本に戻り、子ども向け英語教師をしています。
ち:アメリカでの滞在は11年!渡米後すぐは何をされていたんですか?
こ:カリフォルニア州にあるサンタアナコミュニティカレッジからカリフォルニア州立大学(フラントン校)に編入しました。そして、大学卒業後はカリフォルニア州立大学(ロングビーチ校)で大学院を卒業しました。
ち:え、えええ…!日本の大学卒業後、さらにアメリカでも大学!そしてさらに院まで!?バイタリティ溢れてますね…!アメリカで保育のことを学ばれたんですか?
こ:ね。どこまでいくんだよって感じなんですけど…(笑)
まず大学の科目を見たときに「幼児教育」という項目があって「これは絶対にやってみたい!」と、すぐに決めました。その後学んでいくうちに「もっと学びたい!もっと学びたい」とどっぷりハマってしまって…
ち:大学ではどのような学びのスタイルでしたか?また、その保育に魅了されたポイントは何でしたか?授業での英語は問題ありませんでしたか?(質問攻め…)
こ:まず英語に関しては日本の大学で勉強していたので、TOEFLのスコアを持っていました。なので、語学学校に通わずにすぐにカレッジに入れましたが、現地に行った時は全然喋れなかったんです(笑)実際に使う英語は速いし、新しい単語が次々出てくるので授業はついていくのに必死でした。
こ:大学では年齢関係なく本当に色々な人がいたので、「学びたい!」という生徒の意識が高かったように思います。また私もそういった方々に触発されて向上心に繋がりました。また、幼児教育科では実際に保育園へ行って勉強をする観察学習がたくさん必要なんです。その決められた時間をクリアできるように自分で園に予約して観察学習を重ねていきます。それとは別に実習が150時間くらいありました。
ち:え!自分で予約を取るんですね!その実習はどうでしたか?
こ:はい。観察学習では座学で学んだことを実際に見に行き、「実際はどうかな」と観察することができました。ただ、子どもたちの日常を崩すことがないように、そっと隅から観察に徹するルールがありました。でもそういった繰り返しでさらに「知りたい」が生まれたんだと思います。(実習についてさらに詳しく知りたい方は下の※へ)幼児教育の科目は全部楽しかったです!!
ち:はは〜。まさにラーニングですね。座学だけではなく経験とともに繰り返していく。
こ:そうなんです。観察学習をするうちに本当に色々な先生と出会えて、専門的なワークショップ(研修)も多彩にあるのでとても楽しかったです!例えば保育園の環境ひとつでも、子どもになったようにワクワクしてしまいました。そして教育者向けのワークショップがオンラインで受けることができ、膨大な量があります。専門誌が家に届くシステムもあります。働く前も働いた後も常に教養を深めていけるんです。
ち:それはいいですねー!専門的な情報が常に手の届くところにあるんですね。
こ:はい。アメリカは情報をシェアする力に長けていると思います。
ち:ちなみにアメリカはビザを取得することが厳しいと言われていますが、どうしていました?
こ:私の場合、結婚後は就労ビザを使いましたが、それまではずっとOPTのビザを使っていました。
ち:…オーピーティー?(略称をすぐに忘れてしまう…そしてフリーズ…笑)
こ:初めて働いた園は、大学内でしたので学生ビザだけで働けました。本来学生は就労許可が出ないのですが大学内であれば、働けます。実際に学内のコーヒースタンドや売店、国際交流室で働いている友人はたくさんいました。
※OPTとは。こちらに貼ります。
https://www.us-lighthouse.com/life/visa/opt.html
ち:オレンジカウンティはロサンザルスの近くですよね。住居環境はどうでしたか?
こ:ディズニーランドのすぐ近くに住んでいました。
ち:う、うらやましいー!!海が近くにあって綺麗で、人で賑わっているイメージです。
こ:ディズニーは結構高いので行かなかったのですが(笑)
物価がどんどん上がっているのでそういう面では住みにくくなっているかもしれませんが、天気が良く、過ごしやすかったです。
ち:物価が高いとおっしゃっていたように金銭的な質問をしたいのですが…日本から渡米するときはどれくらいの資金を持って、どのように過ごしましたか?
こ:渡米時は日本からある程度まとまったお金を持っていきましたが、渡米後は勉強しながら働いたお金や結婚式のために貯めたお金を大学に費やしたり…あとは親や主人からサポートをしてもらいました。
ち:結婚式の資金を…!すごい決断です。でもそれくらいの決意で自己投資されたんですね、すごい。大学時代好き勝手やっていた自分が本当に恥ずかしくなる…。(笑)
ち:アメリカの大学院を卒業された後はどこで働かれていたんですか?
こ:
まず、大学院を卒業する前に4つの園で働きました。全てカリフォルニア州オレンジカウンティ内です。
はじめはコミュニティーカレッジを卒業する前に、大学付属の州立プリスクールで働きました(3歳以上の保育園)。そこは大学時にインターンしていたところでしたが、先生が推薦してくれたので働くことができました。
2つ目の園は、会社が経営しているところで(日本でいう株式会社運営のような園)全国展開しているプリスクールでとても大きな園でした。州立大学卒業後にOPTビザを使って就職しましたがそこで働いている間に結婚をして、就労ビザに切り替えました。
3つ目は私立のモンテッソーリ園でした。モンテッソーリの園で働いた後に大学院に進学し、
その後、4つ目のヘッドスタートという政府が支援する無償の幼児教育プログラムを提供している園で働きました。ここでは、低所得者層の子供達しか通えないので様々な事情を抱えた子供達が通っていました。
ヘッドスタートについて(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88)
ち:先ほどおっしゃっていた「ワクワクした保育の環境」というのを具体的に教えていただけますか?
こ:まず、アメリカではコーナー保育が重視されていて、部屋の中で絵本コーナー、変身(ごっこ遊び)コーナー、言語、感覚、数字、科学、アートなどのコーナーに分かれています。子どもが何をしたいか自分で選択しますが、そのコーナーの中に先生が発案した遊びや製作も入っているのでみんなで一斉に活動する時間は少ないです。もし、一斉にやる活動があっても「やりたくない子」って絶対いるんですよ。その場合はやらない場合は「〜していてね」とルールを作っていました。
ち:なるほど。子どもも大人も無理なく、ワクワク、いきいきと過ごすことって大事ですよね!
ち:働く上で大変だったことはありましたか?
こ:どの園でも教育のポリシーがあって、それを把握した上で自分がどのように動いているのか把握して、説明できる必要があると思います。というのは、アメリカは特に訴訟大国なので訴えられることは余程のことがない限りはないですが、保護者からの意見で問題になることもあるので「その時に自分がどう動いてどういう思いでやっていたか」をきちんと説明できないと働けないので大変だな、と感じました。
ち:確かに…それは大変そう…でもそういった部分でも英語力が必要ですね。
ち:アメリカは様々な国の人がいますが、文化の違いで苦労されたことはありましたか?
こ:
アメリカは自分で意見を主張しないといけない国なので、個人の主張を重視しない日本の文化で育った私には、最初は本当につらかったです。英語力もままならないし、何て主張したらいいのかもわからなくて、悔しい思をたくさんしました。違う文化から来たということで、差別された事や冷たくされた事もありました。
それから人にもよるんですが、年齢も立場も関係なく人は平等であるという考えの人が多いので、歳が離れている人や上司とも対等な立場で接する事ができます。それは良いことでもあるのですが、逆に、日本で育った私には日本での上下関係に慣れてしまって「肩書き」というしがらみから抜け出せない時期がありました。そして自分より上の立場の先生よりも出しゃばらないようにと気を付けていた事が、この先生は受け身で仕事が出来ない人だというレッテルを貼られたことがありました。アメリカって移民の文化だから異文化理解があると思われがちなのですが、結構異文化に無知な人多いんです。なので異文化理解のない人との交流は大変でした。
ち:確かに、私も住んでいて地元の人とコミュニケーションとるときに、遠慮したり受け身でいるとなぜかどんどん埋もれていくような、不思議な感覚があります。(笑)でも本当は自信がないけど自信があるふりをしたり、自分からオープンになれば結構面白いこともあるんだな、と思います。年齢や経験問わず、積極性が大事なんですね!
言葉の壁に関して言えば、本当に色々な国の子がいましたが、特にスペイン系の子どもが多かったので英語が母語でない子供達とのコミュニケーションは大変でした。スペイン語を話せる先生に時々サポートしてもらったりしていました。スキンシップをたくさんとり入れ、絵やジェスチャーを交えながら伝えていました。でも言葉が出てくるようになると「あぁ、しゃべれた~!」と嬉しかったですよ。
保護者とのやりとりは言語がわからないとコミュニケーションが取れないと大変でしたが、先生たちと助け合いながら対応していました。
ち:働く先生たちの雰囲気はどうでしたか?
こ:先生たちも色々な国男女関係なく多様なので、やりとりが楽しかったです!
会議する前に、ポットラックといってそれぞれ先生が食べ物や飲み物を持ちよったものを職員室に並べて、みんなで食べなから会議をすることもありました!
ち:た、楽しそう~!
ち:保育士の業務的な内容はどうでしたか?
日本では保育園も幼稚園も年間、学期、月、週、日案があって、(週と日案はどちらかになっているところもある。)その案のねらいが達成できたかという反省会もありましたが…
こ:
私は実際に日本で案のねらいを書いたことがないのですが、とても大変だと聞きました。アメリカでは、前の週に次週のレッスンプランを作成していましたが、年や学期のねらいは全くありませんでした。はっきり言って、子供達はそれぞれ各自のペースで発達していくのに、年や学期のねらいを作成する事に効果があるのかは疑問に思います。正直なところ先生方の時間の無駄なのではと思っています。
ち:あれは本当に大変でした。日本の保育園の場合、個人の記録とクラスの案、両方提出の義務があるので結構悩みながら書いていました。
こ:アメリカでは観察ベースです。自分でひとりひとりの子どもの様子を見て記録して、その子ども達の発達に合わせてカリキュラムを作って行きます。基本となるチェックリストがあって、
ランゲージ・ソーシャル・エモーショナル・アプローチラーニング・フィジカル、など細く50項目くらいに分かれています。それは大体3ヶ月ごとにあって、3ヶ月後にまたどうだったか考える。保護者ともそれを基準に共有します。年間目標はありません。
子どもひとりひとりの目標は変わっていくので。
ち:は…(衝撃)…素晴らしい(拍手)
それだとひとりひとりに合わせているので保護者もわかりやすいし、保育者もサポートしやすいですね!
ち:最後に、私はモンテッソーリ園での就労経験がないので、正直あまり詳しくないのですが、モンテッソーリのいいなと思った点を教えてください。
こ:
私は当時一歳児と二歳児のクラスを担当していて、小さな子供達はまだ先生が提示した手順を覚えるのが難しかったりするのですが、それでもやってみようと模倣するのをよく目にしました。一つ一つの教具には手順があり、自由におもちゃで遊ぶといったアプローチではないので、人によっては自由ではないと感じるかもしれないけれど、三歳未満でも子どもの自立心がとても育っているなと感じることが多かったです。
遊び道具はおもちゃではなく教具と呼ばれ、遊びもお仕事と呼びます。英語では本当に“Job“という言葉使います。生活に繋がるような取り組み(水や小さなもののコップを使って移し替えたり、文字や数字を学んだり…)が多彩なので、小さな子でもオムツを自分で取ってきたり、自分でランチのセットをしたり、飲み物も自分で入れていました。先生の声掛けや子供達が行うお仕事はすべて自立につながっているところが素晴らしいなと思いました。
ち:ありがとうございます…!これで質問は以上になります。
本当に勉強になりました!!こにぃさんの益々のご活躍を心より応援しております!
★実習について(こにぃさんより詳しい情報)
大学の中で、プラクティカムというクラスが最後にあって、これが日本の実習に当たると思います。仕事をしながら授業をとっている先生方もおられるので、まとめて三週間といったものではなく、「学期の間に必修となっている時間分の実習をこなして、課題を提出して下さい」といった感じです。なので、私は週に三回三時間くらい行っていました。自分の働いている園で実習をされている先生もいました。一番大変だったのは、自分の考えたテーマで一日クラスを担当するといった課題でした。
私は「魚」を選んだのですが、おままごとエリアはシーフードレストランが出来るように小道具を作ったり、サークルタイムに使う魚がテーマの歌やダンス、絵本を選んだり、自由遊びの時間用のレッスンや、外のアクティビティーも魚のテーマで何か考えなければならなかったりで、とても大変でした。時間配分も考慮しないといけないし、しかも下手な英語ですべてをこなさなければならなかったので、てんやわんやでした。今思えばいい思い出です(笑)
おわりに
私は海外に出て、日本の保育の良さをたくさん感じました。例えば料金ひとつ挙げると、カリフォルニア州ではフルタイムで保育園に預けたら最低でも月に15万円くらいかかり、兄弟が一緒でも割引はありません。日本では無償化になり、働いている親であれば誰でも無償で子どもを預ける資格があります。他にも日本の保育園のきれいな環境や保育士の質で良いと思うことはたくさんあります。私も色々なことを学ばせていただきました。
ですが、「働き方」や「国のルール」となるとまだまだ疑問点が多いのが正直なところです。
今回、年間カリキュラムの捉え方が特に印象的でした。
1年前、例えば自分で「英語を流暢に喋るようになる」と目標を掲げて、それを達成するために内容を考えても、1年後達成できなかったことなんてあると思います。また、自分のやりたいことも経験とともに変わったり、逆に急にコツを掴む瞬間もありますね。大人でもそれは同じ「発達」だと思います。
幼稚園で勤務していた時に年間、月のカリキュラムを作っていましたが、「全員同じようには成長しない」と頭ではわかっていても学年ごとの統一の目標があるので、個々を尊重すると他クラスと比べて「まとまりがないのではないか」と指導法に困ったり、サポートの仕方が悪いのか、どうサポートしたらいいのか悩むことがよくありました。
日本の国が掲げている指針でもある「子どもの主体性を伸ばす」ための保育は本当に1クラス最大35人、先生ひとりで実現できるのでしょうか…
アメリカの園を調べていると「モンテッソーリ園が多いな」と感じていましたが、個々の発達を大切にしていて、その発達のスピードに合わせてサポートを考えていく、という国の方針に合っているからなのかもしれないと思いました。
私もまだまだリサーチ、勉強を続けていきます!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
アメリカで保育を大学で学びたい!働きたい!こにぃさんの活躍を応援されたい方はぜひ、こにぃさん@coniconi521 とTwiiterで繋がってくださいー!
ドリンクを片手に外国人スタッフとコミュニケーションを楽しむ 新しいスタイルの英会話がなんと月額税込み3278円から通える! 日常会話からスラングや恋バナまで生きた英語が学べる 英会話カフェLanCulが無料体験実施中! https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BKA8R+EL4CC2+4FL0+5YZ77
海外の幼稚園や保育園で就職するには?
約3年程前、海外での転職を考えた時に実際の経験談が少なく、いくつかの手段を使ったのでお伝えしたいと思います。また、今後海外で働かれている方のインタビューを通して新しい方法があれば付け加えて行きます。
一般的に海外就職・転職というと「現地採用か駐在か」という最初の悩みがあるようですが、幼稚園や保育園の先生は基本的に現地採用のみの選択肢しかないです。
日本の幼稚園などで海外の園も保有している園はかなり少ないためです。
現採と駐在の違いについて
https://kaigaisyusyoku.com/?p=3573
では私が実際に実践した方法を早速まとめていきます!
「海外」「幼稚園 保育園」「求人」インターネットで探す
日本人向け(日系)の園を探す場合、これは王道ですね。
私が実際に一緒に働いていた先生たちに聞いても同じような手段でした。
もし、現地の保育園や幼稚園で働きたい場合は英語で
「都市名」「Daycare Preschool Kindergarten」「job」
と検索するとたくさん出てきます。保育園、幼稚園などの名称は国によって異なるので興味のある国ごとに調べてみてください。給料などの平均も知ることができます。
例えばこれ
カナダのバンクーバーで検索しましたが、カナダも保育士不足が深刻で求人は多々あります。
カナダでは保育士はECEといいます。
もし行きたい国が決まっていれば「国」「幼稚園・保育士」「求人」でも
現地の日系の人材会社で取り扱っている場合があります。
<日本で参考にしたサイトまとめ>
JEGS
海外の日系幼稚園求人のサイトで1番求人数が多いです。
世界中にあるほぼ日本人向け幼稚園の求人を扱っているサイトです。
アメリカはビザの申請料の自己負担率が高いです。
ワーホリ圏のオーストラリアやカナダは求人少ないです。
ヨーロッパ圏は大変人気なため、求人募集してすぐに募集を終了してしまうことが多いです。
なのでトータルでいうとアジア圏に強いと思いますが、世界の求人を掲載しているため「ドバイの日系幼稚園 立ち上げスタッフ募集」なども数年前にありました。
あの砂漠のドバイですよ?!おもしろすぎますね。
興味ある求人を見つけたら問い合わせ窓口は直接、園の代表や人材採用方とすることが多いです。
先生どーこだ?
https://www.sensei-d.jp/taxonomy/term/187
アジア圏メインですがいくつか求人を扱っています。
相談窓口は仲介会社を通します。
海外子女教育振興財団
こちらは情報が参考になりました。
手当や保険などしっかりしているところが多いのですが、新卒採用の割合が高いようで倍率も高めです。私は経験者の話を聞ける会に参加させていただき、3名ほどの経験談をお伺いできました。
JICA海外協力隊
https://www.jica.go.jp/volunteer/
幼稚園や保育園の求人はかなり少ないですが、教育施設で得意な分野を生かした先生に向いていると思います。固定給ではなく手当で生活費が保証されるようです。
募集期間や人数に限りがあり、実際に決まってから行くまでも期間が空き、研修などもあるので計画性が必要です。
他にもいくつか仲介会社に登録して紹介してもらったりしましたが、仲介会社に登録すると何回もメールや連絡がきたり、興味のない分野や園を推されたりとちょっと面倒だったので厳選しました。こちらから転職を希望しておいて言う言葉ではないですね、すいません。
興味のある園が見つかったら即連絡、できれば実際に見に行ってみる。
人気の求人はすぐに応募を締め切ってしまうところが多いです。
「英語が…」「住まいは…」と考えている間にとりあえず連絡だけしてみるといいと思います。
少し話がそれますが、
日本の幼稚園や保育園は日本の法律や国の規定に沿ってたくさんの基準をクリアした園が認定・認証・学校法人…と認められます。(子ども何人あたり先生何人や資格保持者の決まりも含む)そして園によってやり方は多少異なるものの、「保育所保育指針」や「幼稚園教育要領」と国が定めている教育指針をベースに園ごと指導計画を立てていきます。
が、海外にある日系の幼稚園が全て同じ基準とは限りません。
例えばシンガポールでは独自の国の基準がありその基準をクリアした上で始めて開園でき、それにプラスして日本の教育要領や保育指針を盛り込む園が多いです。
シンガポールでは早期からの学習が基準に盛り込まれているため、総合的にみると文字や数字、言語を幼稚園でも学ぶところが多いようです。
参考リンク
https://spring-js.com/singapore/6724/
また、逆に園の設置規定が緩い国もあるのでそういった国での日系幼稚園は独自のカリキュラムが濃い、経営主義で保育方針が薄い、保育士資格や経験なしの園長、オーナーなどいったブラックなパターンもあります。日本の基準から見たらブラックでも海外に出たら合法的なパターンもあり、園が急に倒産して給与がもらえなくなった…という可能性も十分にあるので注意が必要です。
せっかく海外就職で新しい人生をスタートし、お金や時間をかけて準備しても中身が整っていなければ、教諭・保育士としての質の向上は難しいと思います。
ホームページや面談だけでは園の様子は見えないので、もし可能であれば実際働く前に足を運べると一番いいです。子どもたちや先生たちがいきいきしているか、園長がどれくらい教育のことを考えているのかなど園の様子を確かめると同時に生活環境も事前にチェックできます。
もし1度就職したら「イメージと違ったからやっぱりやめよう」は簡単にはできません。
それはどうしてか幼児教育関連のお仕事されている方や勉強している方であれば十分に理解できるはずです。
最初はお金がかかりますが、「人生の投資」だと思って慎重に就活・転活しましょう!^ ^
もし行きたい国が決まっていれば、希望の園を見つけて「現在求人していますか?」と直接問い合わせる方法もおすすめです。
規模の小さな園だったり、突然先生がやめてしまい今すぐ必要としていたりすると、大々的に求人は出していないけど、タイミングによってはマッチする可能性もあります。
私は「遊びをベースとした園」で「自然」「シュタイナー保育」「レッジョエミリア保育」というキーワードを元に学びたかったのでたくさん園のホームページを見て連絡をしました。
マッチする可能性はかなり低いのですが、それぞれ学びたいポイントややりたい保育は異なるので、園から検索することもひとつの方法だと思います!
「自分が納得し、向上していける場所で働く」って1番大切なポイントだと思います。
もし、本当にその園を希望としていれば実際に見にいってみる(できればボランティアさせてもらう)、一度帰国して日本で求人が出るまで待つ、というのもいいと思います。
なぜなら海外で働く教諭や保育士は結婚、妊娠、家族の都合、任期満了などで職員の入れ替わりが多いところがほとんどだからです。
日本はビザなしで観光で滞在できる国の数が世界で最多です。海外にいけば新卒か既卒か、何回転職してその理由は、なんてことは重視されません。(採用基準で経験者のみとするところを除く)ぜひ足を運んで見てください。
ワーキングホリデーを利用する!
もし、基準以内の年齢であれば絶対これ、使った方がいいです。
https://www.jawhm.or.jp/country/
ベトナムに住んでいた頃、カフェで韓国人に話しかけられて(ベトナムのカフェにいると、あるあるでした)「君、韓国人?僕はワーホリ使ってアイスランドに行ったんだ!自然で溢れていて、多文化で、みんなフレンドリーだから友達もたくさんできたんだ!絶対行った方がいいよ!」と写真を見せてくれながら絶賛おすすめされました。なぜかいつも韓国人に親近感を持ってもらえます。当時は日本とアイスランドはワーホリ協定しなくて「いいねぇ…」と言うだけでしたが、なんと2018年から協定入りしたそうです!
国によって語学学ぶ期間や就労期間が定められているとがっつり働きたい人にとってはネックな点になってしまいますが、経験したことは糧になって後からお金はついてきます!(←といつも自分に言い聞かせていた)
ワーキングホリデー期間内でも地元の保育園などでボランティア→スカウトされて就職する(就労ビザを園に作ってもらう)というパターンも少なくないようです。
もし、ワーホリの期間がいっぱいになって切れてしまっても一旦日本に戻って考える、他国のワーホリにチャレンジする、語学を生かして転職、日本で再就職する、など可能性はたくさんあります!
また、金銭的に苦しい場合でも日本人の多いエリアだと「住居を貸すので1日何時間子どものシッターをしてください」などの条件付きで無料で滞在できるお家も稀にありますので色々調べて一番自分に合う方法を見つけて見てください。
追加:海外の大学を卒業し、その国の保育士を取得する!
例えばアメリカの場合、私立だと1年間で300万円以上とても高額ですが、州立や公立大学などの場合私立よりもコストが半分以下になります。また、大学と連携をとっているコミュニティ
カレッジに行くと大学よりも安く単位が取れて、そのまま大学に変換できるパターンもあります。大学を卒業すると3年間のビザが作られる学校も多いので調べてみる価値があります。
アメリカの大学では本当に多種多様な世代、人種の生徒がいます。そして、単位もフルタイムでとるかパートタイムでとるか選べます。キャリアチェンジを視野に入れた方でも「遅い」ということはないと思います!
では、以上です!
今は日本で待っている間オンコールのベビーシッターなど自分の好きな時間で働きつつ、語学の勉強する、ということもできるので待機の期間も有効に使って焦らず探してみてください。
もしよろしければ読者登録お願いします。
または下にある星マークを押してください。
ブログを書く原動力になります…
保育士は専門職で世界でも活躍できることを伝えたい。
タイトルの通り、
保育士は専門職で世界でも活躍できることを伝えたい。
という思いでこのブログを立ち上げました。
・今日本の保育園や幼稚園で働いているが、何か環境を変えて新しいことに挑戦したい
・日本で保育士などの資格をとったものの別の分野で就職し、今の仕事にやりがいを感じていない
・ 今の仕事は保育士などではないが、子どもに関わる仕事にキャリアチェンジしたい
・他国の保育や文化に興味がある
・海外就職に興味はあるもののいまいち踏み切る勇気がない
などといった気持ちを持っている方へ、少しでも力になれたら嬉しいです。
注目ポイントは「世界でも」という部分です。
日本でももちろん保育士として活躍できますが、その資格や経験一つで海外に行けて、住むことができて、賃金ややりがいを得られる。自分の可能性が広がることを知って欲しいのです。
年齢やキャリアは関係ないと思います。
シングルマザーでも家庭があっても、パートナーがいても。
もちろん相手の理解は必要ですがなんでも「遅い」ということはないです。
「やってみたい!」という好奇心や「子どもが大好き!」という情熱はチャンスがある時になんでもやって見るべきだと思います。その気持ちを大切にして欲しいです。
私が今まで海外で働いた経験は仕事だけではなく、
国外にも友達ができて、異なる言語を使って、
日本と全く異なる気候を体験できて、
美味しいものをたくさん食べられて、
保育士でもお金に困ることなく、貯金もでき、
様々なバックグラウンドの人がいることを知って
まだまだ知らないことはたくさんあるけど、過去の歴史に触れて日本と他国の関係を知り、
日本を愛してくれている人がたくさんいて、
自分の中の教養はぐんと深まった気がします。
ここに書いた以上にもっとたくさんあって、良いことだけでなく、おバカな失敗もたくさんしましたが、間違いなく一生の財産です。
私は子どもが大好きでこの道を続けていますが、
幼稚園や保育園などでの子どもたちの「経験」がいかに重要か身を持って体感しました。
「自分がどこまでできるのか、力を試したい。でも失敗もする。次に成功した時はもっとパワーアップしてる。次はこうしてみたい」
2歳児の成長過程によくあることって大人も同じだと思っています。
自分がその気持ちをよく理解していれば、子どもの気持ちも共感できて、もっと保育も楽しくなること間違いないです。
少し前置きが長くなりましたが、まずは自己紹介から。
29歳、女。短大卒。元保育士、幼稚園教諭。現場経験は計約7年。
現在は、アメリカ・カリフォルニア州の1年通して気候が良いと言われているベイエリアに住んでいます。3〜11月くらいまではずっと日本でいうと秋のようないい天気みたいです。
ピクニックできる一面芝生の公園もたくさんあります。
現在は保育の現場では働いていませんが、自宅で小さな保育園の開園を目指して色々と勉強しているところです。
今までの私の人生を簡単にまとめてみます。
ー高校時代ー
公立の志望校に入れず、偏差値が低く体育や部活に力を入れている私立学校に入学。
毎日2〜4時間体育の時間がある本気系の体育科に所属し、後悔する。部活では小さい頃から習っていた新体操を生かしてダンスに没頭。それまで海外に行ったことはなく、興味もなく、「どうせ将来は日本で快適に暮らせるだろうから英語はやらなくていいだろう。」と全然勉強せず。言われた通りのことは真面目に取り組んでいた。
ー短大時代ー
学びたかった幼児教育で定評のある志望校に入学。
「学び」に対して情熱的な教授に出会い、衝撃を受ける。一方的に受けて、記憶する座学だけではなく、教科書以外のこともたくさん教えてもらい興味の幅が少し広がる。初めて「自分でこれをもっと調べてみよう」「わかりやすく伝えよう」と積極的に考えた時期だったと思う。
当時流行っていた「あいのり」という旅番組に感化されて短大のフィリピンキャンプに参加。ほぼ初海外。(高校の修学旅行でオーストラリアにいったが集団で常に動いていたため記憶なし…)
そこでフィリピンにいる子どもたちと遊ぶ中、フィリピンのイメージがガラリと変わる。
「フィリピン=貧しい イメージだったけど、実際には大人も子どもも関係なくものすごくフレンドリーで笑顔が溢れていて、なんて豊かなんだ…」と。フィリピン初日からたくさんの子どもたちに歌って踊って歓迎されて、滞在最終日は7〜9才くらいの子どもたちが泣きながらお別れの歌を歌ってくれた。その経験は今でも鮮明に覚えているくらい衝撃で心温まったのに、帰国後に他の友達などにそのことを話しても対しても彼らのイメージは変わらなかった。
映像で見るものと実際に感じるものにはこんなにもギャップがあって、体験した人にしかわからない面白さはこの時にすごく実感したと思う。
そして、短大在学中の保育実習がスパルタで園の雰囲気が独特すぎて、幼稚園や保育園の先生という将来の希望を失いかける。進路を決める際にそれまで没頭していたダンスを仕事にしようか悩む。
ー短大卒業後ー
結局ダンスの道は諦めて、3月30日(!)にギリギリで地元の幼稚園への就職が決まる。
とても巨大な幼稚園で園児も多く、1学年5クラス、1クラス35人定員いっぱいの子どもに先生1人。人数が多いのでどんなにベテランの先生でもひとりひとりの個性を出すことは不可能に見えた。あまりにも多くの時間を幼い子どもたちが集団で過ごしているところを見ていると自分も苦しくなってきて1年で退職。
(この時、幼稚園の夏休みを利用して約1ヶ月、憧れていたニューヨークへ行きダンスを習って撃沈。ハイレベルすぎてダンサー目指していた自分がとても恥ずかしくなったし、憧れていた場所は汚い、怖いところも多いし、治安悪くなる夜に道に迷って号泣し、何よりもホームステイ先のおばちゃんが全然優しくなかった。簡単な英語でさえも発音が悪いために全く通じず、とにかく辛かった。)
その後保育園に転職し、ベテランの先生から「保育の技」を吸収する。子どもとのコミュニケーションってちょっとしたコツでとても面白いことに変わって、保護者に対する心遣いなどとても勉強になった時期。週末の息抜きにヨガを始める。
ー迷走時代ー
ここでちょっとおかしい私はヨガに没頭し始め、ヨガインストラクターの資格をとりたくなり「日本でとるのは費用が高い。本場だし安いしインドに行こう」と決めて親の反対を無視して、南インドへ強行突破。
(当時日本人がインドのバスでレイプされたり、インドの気温が上昇しすぎて死亡者が出る、横断歩道が溶けるなどネガティブなニュースが続いていたので親は反対。好奇心の方が勝って反対を押し切ったけど、自分の娘がこんなだったら頭抱える。今思うと心配かけてごめんなさい。)
1ヶ月のヨガ修行を経てまた日本に戻った時、キッズ向けにヨガがあることを知る。
保育園で働きながらキッズヨガの勉強をする。
3年間働いた後、キッズヨガを実践するために国立の大学院に社会人コースを受験し、落ちる。
この時は保育園で働いていたのに自分の中で何かが足りなくて、将来の自分が全然見えない、不安で仕方なくて仕事が早く終わった帰りはスタバに寄って何がしたいのか計画をノートに書きまくっていました。
大学院という場所を諦めて違うフィールドを探した結果、他国の幼稚園で2年半働くことに。
任期満了後、日本に帰国。
次のことが決まるまではベビーシッターをして250家庭くらいのサポートをする。
ー帰国後からー
国際結婚をして、2020年3月アメリカに引っ越してきて現在にいたる。
これから書きたいコンテンツは
・海外の幼稚園や保育園で就職するには?
・日本の保険や年金はどうしたらいいのか
・色々な国の比較(ビザや費用、気候、雰囲気など)
・日本の保育士が海外で重宝される理由
・必要な英語力について
・海外の保育や子育て事情
・海外へ行くには貯金はどれくらい必要なのか
・日本の保育士の資格を他国で使えるように書き換えるには
・私の海外での就労経験談
・海外で保育士・幼稚園の先生として働く日本人にインタビュー
・海外、現地の保育園や幼稚園の視察やインタビュー
など発信していきます!
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Chii